体力の限界とは?その正体について (後編)

2024/11/12

トップアスリートが語る、だれでも実践できる「限界」突破法!(後編)

 一流のアスリートはどうやって「限界」を超えることができるのか?

そこから学ぶことで、自分の限界を突破することができます。
今回は、そのお話の後編です。前編をお読みでない方は、
前編を最初にお読みください。


(その3)集中と客観を使い分ける
どういうことかというと、
ある日は、何も考えず練習に没頭。
別の日は、客観的に自分を見つめ直し、練習を見直す。

私自身の経験をもとに、わかりやすく解説させていただくと、
練習って、やろうかな?やめとこうかな?
なんて考えてしまうと、
面倒になって辞めてしまいます。

だから、普段の練習では、
朝起きたら、取り敢えず着替えて外に出る。
走り出してから、どれくらい走ろうか考える。

こんな感じです。

こういう考えというか態度が、
習慣化するためにはとても大事なんですね。

例えば朝の歯磨き、学校や会社へ行く。
いちいちやろうかどうかなんて考えないですよね。
それと同じなんです。

そうやって日々の行動を日常化し、
時々、そういう自分を客観視して、
個の練習は多すぎる?少なすぎる?
やり方はこれでいい?
と見直すことが良いんです。


(その4)コンビニ・冷蔵庫論

えっ?それってなに!?
と思いますよね。

解説します。

ダイエットしなくてはいけない時でも
ついつい食べたくなることがあります。

 そんな時、冷蔵庫に、食べ物があったら、
食べてしまいます。

でも、家の中になにもなくて、
コンビニまで買いに行かないといけないとすれば、
ああ、面倒だからいいや!とならないでしょうか?

為末選手の現役時代、寮で合宿していた頃、
このように、食べ物を買い置きせず、
手の届くところに何もない状態にして、
必要以上の食事を制限していたそうです。

やってはいけないこと(食べ過ぎ)
を防ぐ方法として、大いに参考になりますね!