春から初夏にかけての体調管理:専門家からのアドバイス(1)

2025/03/07

第1章:管理栄養士が教える
「春先の疲れやすさと食事の工夫」

1-1. 春の自律神経の乱れと栄養の関係

春は寒暖差や気圧の変化が激しく、自律神経が乱れやすい季節です。その結果、倦怠感や集中力の低下、頭痛などの不調が起こりがちです。自律神経を整えるためには、エネルギー代謝を助けるビタミンB群(豚肉・玄米・卵)、ストレス緩和に役立つマグネシウム(大豆・ナッツ・海藻)を意識的に摂取すると効果的です。特に朝食を抜くと自律神経が乱れやすくなるため、しっかりとした食事をとることが重要です。
 

1-2. 春のだるさや疲労を防ぐ鉄分と腸内環境の改善

春は新生活や気候の変化により、鉄分不足になりやすく、貧血や疲労感が増すことがあります。レバーや赤身肉、ほうれん草、小松菜などを取り入れ、ビタミンCを含む食材(柑橘類・ピーマン)と一緒に摂ると吸収率が高まります。また、腸内環境の乱れも疲労感につながるため、発酵食品(ヨーグルト・味噌・納豆)を積極的に摂取し、腸を健康に保つことが大切です。
 

1-3. 春の食事のリズムを整え、安定したエネルギー供給を

春は日照時間の変化や新しい環境で生活リズムが乱れがちです。食事の時間がバラバラになると、血糖値の急上昇・急降下が起こり、眠気やだるさの原因になります。規則正しい食事時間を意識し、特に朝食はたんぱく質(卵・豆腐・ヨーグルト)と炭水化物(ごはん・全粒パン)を組み合わせて、エネルギーを持続的に供給できるようにしましょう。